多摩マーケティング基本情報

多摩市の現状(基本データ)

多摩市の商業に関する沿革

多摩市の商業としては、京王線関戸駅(現聖蹟桜ヶ丘駅)周辺等の既存市街地において商業地が形成されてきた。昭和46年には、多摩ニュータウンへの入居がはじまり、各住区に地域住民のための生活サービスを提供する近隣センターが設置された。

昭和49年には、永山駅、多摩センター駅が開設され、永山駅前には大規模商業施設の「グリナード永山」がオープンした。

多摩センターにおいては、昭和55年の「丘の上プラザ」の開店を皮切りに、平成元年には多摩そごうが開店し、多くの商業・娯楽施設が集積していった。

ニュータウン区域外では、聖蹟桜ヶ丘駅周辺に、大規模商業施設のザ・スクエア(昭和59年)や京王聖蹟桜ヶ丘SC(昭和61年)が開店した。また、聖蹟桜ヶ丘駅南地区再開発事業に伴い、平成11年にOPAが開店した。

近年、景気の低迷や消費者ニーズの多様化などの商業環境の変化によって、平成12年の多摩そごうの撤退をはじめ、近隣センターにおける店舗の入れ替えなど、商業施設の出入店の動向が激しくなっている。

1971年
  • 多摩ニュータウン第一次入居開始
  • 諏訪、永山、愛宕地区近隣センター開設
1974年
  • 小田急新百合ヶ丘駅〜小田急永山駅間開通
  • 京王相模原線京王よみうりランド駅〜京王多摩センター駅間開通
  • グリナード永山(西友)開店
1975年
  • 小田急永山駅〜小田急多摩センター駅間開通
1976年
  • 貝取、豊ヶ丘、落合地区近隣センター開設
1980年
  • 丘の上プラザ(イトーヨーカドー)開店
1984年
  • ザ・スクエア開店
1986年
  • 京王聖蹟桜ヶ丘ショッピングセンター開店
1989年
  • 多摩そごう開店
1990年
  • 小田急多摩センター駅〜唐木田駅間開通
  • マグレブ開店
  • 京王プラザホテル多摩開店
  • サンリオピューロランド開設
1992年
  • 丘の上パティオ(仮設)開店
  • ヒューマックスパビリオン永山開設
1993年
  • 多摩カリオン館開店
1999年
  • 聖蹟桜ヶ丘OPA開店
  • ホームセンター・ケーヨーD2多摩唐木田店開店
2000年
  • 多摩そごう撤退後、三越・大塚家具店開店
  • ホームマートセキチュー多摩店開店

人口・世帯

人口・世帯数

多摩市の平成14年10月1日現在の人口は141,221人、世帯数は59,703世帯である。

最近の推移を見ると、多摩ニュータウンの開発が概ね終了し、平成5年をピークにわずかながら減少傾向にある。その一方で、世帯数は増加傾向にあることから、一世帯あたりの世帯人員が減少している。これは、少子化や単身世帯の増加が影響していると考えられる。

■人口・世帯数の推移
図表)人口・世帯数の推移
資料:住民基本台帳(各年10月1日)

年齢別人口

最近10年間の年齢3区分別人口の推移を見ると、14歳以下の人口は減少傾向にあり、全人口に占める割合は、17.3%(平成6年)から12.5%(平成15年)に減少しており、少子化傾向が進んでいる。一方、65歳以上の割合は、平成6年の6.8%(平成6年)から13.3%(平成15年)に増加しており、高齢化の傾向が見られる。

また、年齢5歳区分の人口推移を見ると、団塊の世代を中心とする人口の山が高齢期に近づきつつあり、今後急速な高齢化が進行することが予想される。

■年齢3区分別人口の推移
図表)年齢3区分別人口の推移
資料:住民基本台帳(各月11日)
■年齢5歳区分別人口の推移
図表)年齢5歳区分別人口の推移
資料:住民基本台帳(各月11日)

地域別人口

多摩市総合計画においてブロック分けした区分に基づいて、各地域の人口の推移を見ると、第5地域(諏訪・永山)、第6地域(貝取・豊ヶ丘)など、ニュータウン地域での人口減少が見られる。一方、聖蹟桜ヶ丘駅周辺の第1地域や唐木田駅周辺を含む第8地域の人口は増加傾向にある。

■地域別人口の推移
図表)地域別人口の推移
■地域区分図

産業の状況

産業別就業人口

産業別の就業人口を見ると、第3次産業の就業者数が多く、全体の80.9%を占めている。第3次産業就業者人口の割合が、昭和60年から平成12年までの15年間で9.6%増加している。

  昭和60 平成2 平成7 平成12
第一次産業 302 246 214 233
0.6% 0.4% 0.3% 0.3%
第二次産業 14,516 16,836 15,766 13,293
28.1% 25.1% 22.0% 18.8%
第三次産業 36,765 49,897 55,845 57,323
71.3% 74.5% 77.8% 80.9%
51,583 66,979 71,825 70,849
100% 100% 100% 100%

昼夜間人口比率

昼間人口比率(100が基準)は、ニュータウンの特性を反映して、夜間人口が昼間人口を上回っているが、近年、商業・業務等の住宅以外の機能が強化されたため、昼間人口の割合が高くなっている。

他都市と比較すると、本市の昼間人口比率が近年上昇傾向にあるため、周辺市との差が縮まり、東京都市部平均と同程度となっている。

■昼夜間人口の推移
図表)昼夜間人口の推移
資料:国勢調査
■昼夜間人口比率の推移(他都市との比較)
図表)昼夜間人口比率の推移(他都市との比較)
資料:国勢調査

土地利用現状

商業系土地利用

多摩市全体の面積に占める商業系土地面積の割合は4.1%(平成14年)である。平成9年時と比べると、0.5%増加している。また、商業系土地面積は平成9年から平成14年までの5年間で、14.1%増加している。特に、宿泊・遊興施設(60.9%)、スポーツ興業施設(42.2%)の面積が大幅に増加している。

多摩市全体の建物延床面積に占める商業系建物の延床面積の割合は18.7%(平成14年)であり、平成9年時と比べると、0.4%減少している。しかし、商業系建物の延床面積は平成9年から平成14年までの5年間で、10.3%増加している。特に、スポーツ興業施設が47.1%、専用商業施設が32.4%増加している。

商業系土地面積(資料:土地利用現状調査)
商業系土地利用 平成9年 平成14年 平成9〜14年
の増減率
事務所建築物 295,617平方メートル 307,926平方メートル 4.2%
専用商業施設 191,270平方メートル 228,327平方メートル 19.4%
住商併用建物 162,769平方メートル 166,368平方メートル 2.2%
宿泊・遊興施設 40,341平方メートル 64,894平方メートル 60.9%
スポーツ興業施設 71,016平方メートル 101,004平方メートル 42.2%
商業系土地利用合計(A) 761,013平方メートル 868,519平方メートル 14.1%
多摩市全体(B) 21,081,086平方メートル  
商業系土地利用の割合
(A/B×100)
3.6% 4.1% 0.5%
商業系建物延床面積(資料:土地利用現状調査)
商業系土地利用 平成9年 平成14年 平成9〜14年
の増減率
事務所建築物 765,527平方メートル 751,751平方メートル -1.8%
専用商業施設 329,846平方メートル 436,752平方メートル 32.4%
住商併用建物 298,540平方メートル 322,916平方メートル 8.2%
宿泊・遊興施設 139,817平方メートル 149,834平方メートル 7.2%
スポーツ興業施設 83,149平方メートル 122,321平方メートル 47.1%
商業系土地利用合計(A) 1,616,879平方メートル 1,783,574平方メートル 10.3%
多摩市全体(B) 8,477,776平方メートル 9,527,904平方メートル 12.4%
商業系土地利用の割合
(A/B×100)
19.1% 18.7% -0.4%

未処分地

多摩市のニュータウン地域においては、117.9haが未処分地として残っており、市全体の5.6%を占めている。平成9年時と比較すると、40.9ha、25.8%減少している。

未処分地は、多摩センター周辺、唐木田駅西部、各近隣センター周辺等のニュータウン地域を中心に残っている。

公共交通機関

鉄道

公共交通機関として、鉄道は、京王電鉄と小田急電鉄2社合わせて、3路線(京王線、京王相模原線、小田急多摩線)、6駅(京王多摩センター駅、京王永山駅、聖蹟桜ヶ丘駅、小田急多摩センター駅、小田急永山駅、唐木田駅)が整備されている。

各駅の乗降客数を見ると、平成13年度現在、京王多摩センター駅(85,047人/日)が最も多く、次いで聖蹟桜ヶ丘駅(67,256人)となっている。最近10年間の推移を見ると、概ね平成6〜8年をピークに微減もしくは横ばいとなっている。聖蹟桜ヶ丘駅は、平成7年度の80,271人から16%減、1万人以上減少している一方、唐木田駅はわずかに増加傾向にある。

また、多摩都市モノレール(多摩センター―立川間)が平成12年1月に全線開通し、南北方向の公共交通の充実が図られ、乗降客数も増加傾向にある。

■乗降客数
図表)乗降客数
資料:京王電鉄、小田急電鉄、多摩市

バス

市内のバスは、京王電鉄と神奈川中央交通の2社が運行し、駅と住宅地域を結ぶ系統が主となっている。また、市内交通不便地域の解消と高齢者・身障者などの公共交通の利便を向上させるために、多摩市ミニバスの運行を2路線、平成9年から実施しており、平成15年には路線が拡充された。

大学・専修学校

平成12年現在で、大学は5校(うち短期大学1校)、学生数7,188人、専修学校は4校、学生数716人であり、合わせて約8,000人に及ぶ。

大学の学生数は、近年横ばい傾向にあるが、平成3年からの10年間で約2倍に伸びている。

■大学・専修学校学生数の推移
図表)大学・専修学校学生数の推移
資料:多摩市